【ご意見募集!】これからはデータを「見たくなる化」!!
こんにちは!
think-cellの平野です。
データ経営・データの見える化・可視化が騒がれはや10年、数多のツールの登場によりデータの民主化は進んだと思います。
本日は「これまではデータの可視化・見える化、これからはデータを見たくなる化」というタイトルで書きたいと思いますが、その前に私の経験をお伝えさせてください。
私は12年前、新卒でEコマースの会社にコンサルタント(という名の営業)として入社しました。
コンサルタントという響きから最初は軍師を想像してましたが、やってたことは完全に足軽です。
まぁそりゃそうですよね。どこも一兵卒からです。
毎週月曜日、チーム(20人くらい)でSFDCのダッシュボードをみて、流通の昨年対比・売れた商品などドリルダウンしながら、皆で議論しておりました。
とある月曜日、こんな会話が生じました
後輩「この議論する時間って意味ありますか?」
先輩「当たり前やろ、毎日いろんなインサイトを得て、お客様への提案に役立てるよう皆で議論するねん!」
私(絶対、昨晩半沢直樹みたやろ)
後輩「前者は賛成です。しかし後者は簡略化できると思います」
私(後者ってどこやねん・・・)
先輩「後者ってどこやねん?」
後輩「議論する時間です。毎週同じデータを皆でみて、個別でも到達できる結論を皆で議論しています。であれば、私が前日にインサイトを資料化し、皆に共有し、足りないところを議論ポイントとして進めれば、この時間は効率化できると思います。」
一同「天才!?」
翌週から彼のレポート作りが始まりました。完璧でした。(因みにthink-cellご導入企業です!)
ここで一番強調したい話は、彼が作ったレポートがとても見やすく、興味深く、彼のレポートを楽しみに月曜日出社するようになったことです。その結果、チーム全体がデータ自体に更に興味をもち、お客様への提案力が爆上がりしたことです。
この経験から得たインサイトは
-ダッシュボードでの可視化・見える化して終わるケースには要注意
-重要なのはインサイト
-データを「見たくなる化」って超重要じゃないか?
-「見たくなる化」にいくつかBIツールで挑戦したが、やはり難しい。
皆さま
データをどのようにしたら「見たくなる化」ができると思いますか?
是非皆様のご意見やアイデアがあればききたいです!
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投稿を表示堀内さんの素晴らしい回答の後で恐縮ですが、私もコメントさせてください。
「課題を解決できるヒントがそこにある!」
と思えたら、データを見たくなると思います!
そのためには、大前提データが信頼できるデータであり、そして
データは(上記のお話だと)「営業提案に役立てるため」に見える化されてるよ、
と何のためのデータかを知っている/知ってもらうことが大事だと思います。
弊社内でもBIツールやSalesforceなどでいろんな国の
いろんなチームが作成したダッシュボードがたくさんありますが、
それがどんなに素晴らしいものでも
「なんのためのダッシュボードなのか」を理解できなければ見にいきません。
つまり、データをわかりやすく魅せる(think-cellの出番)かつ、
メッセージングやタイトル付けも非常に重要だなと最近考えています。
(これは、実は、最近の自分の課題です。
think-ellでグラフ作ったぜ!(夢中になる)
あれ、結局何がいいたんだっけ?何を表しているんだっけ?
みたいなことがたまにあります・・・。
もちろんまずはメッセージングを固めろ説もあります、いろいろと修行中です!!)
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投稿を表示「見たくなる化」には3つの要素があるかもと直感で思いました
①インプット
②プロセッシング
③アウトプット
<①インプット>
■Garbage In, Garbage Out
・ゴミを入れたらゴミが出てくるではないですが、間違ったデータは見たくなくなる
・あるあるですが「この数値間違ってない?」と言われて「あ、、、そっすね」となったら、もう見たくなくなるのと同じです笑
■一次データ
・ユーザーの生の声を含めたファクト・1次情報はおもろくて相手も興味津々になる可能性大
<②プロセッシング>
■相手の靴を履く
・相手の靴を履いて「XXするためにはXXしたいけどAさんにXXさせるためには何が必要やろ」みたいな視点でデータを解釈する(コンサルの方がよく使われる論点とかイシューに近い)
・これはずすと「それって何がおもろいねん?」「俺にどうしてほしいねん?」に後工程の③の結果に響く
<③アウトプット>
・メッセージング:結果として「だからこうや!」というのをガイドされてると読みたくなる
・ビジュアライゼーション(think-cellのだいご味)
➡視覚的に整理されていないと、受け手にとって大きな認知負荷となり、メッセージが伝わらない
➡ めっちゃネタが新鮮でうまくて、それが食べたかったんや、というものでもクソまずい見た目だと食指がそそらないのと同じ
上記の例ではお客様への提案に資するものは何か、という感じで後輩が一次ループを回してるわけですが、後輩天才すぎやろと思いました
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